幼稚園選び・こども園選びで保護者が重視するポイントTOP5と親子教室の役割

目次
少子化時代、幼稚園・こども園選びで保護者の”選ぶ目”が変わっている

少子化で園児の取り合いが叫ばれる中、保護者はわが子に合った園を選ぶために、より慎重に情報を集めるようになっています。
近年、入園前に複数の園を見学する保護者が増加しており、1つの園だけで決めるのではなく、いくつかの園を比較検討してから決める傾向が強まっています。さらに、SNSでの口コミや体験型イベントへの参加が、園選びの判断材料として大きな影響力を持つようになりました。
大切なお子さまを預ける場所だからこそ、保護者は慎重です。パンフレットや説明会だけでは見えない「園の本当の姿」を知りたいと考えています。
この記事では、保護者がどのようなポイントで幼稚園・こども園を選んでいるのかを詳しく解説します。
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【園長先生必見】保護者が幼稚園選びで重視するポイントTOP5
第1位:先生や園の雰囲気が良いこと
保護者が最も重視するのは、「安心して子どもを任せられるか」という点です。先生の表情、言葉遣い、子どもへの接し方など、園全体の温かさが判断基準となります。
土日の説明会では「普段の様子」が見られないため、平日に園を体験できる機会が求められています。
第2位:教育・保育方針への共感
体験学習重視、英語教育、モンテッソーリ教育、遊び中心の保育など、各園が掲げる方針はさまざまです。保護者は、わが子の個性や子育て観と合致する園を求めています。
しかし、パンフレットだけでは「うちの子に合うかどうか」を判断しにくく、実際の保育を体感することが重要です。説明会では「他の園も似たようなことを言っている」と感じる保護者も少なくありません。
第3位:園児や保護者の雰囲気
どんな家庭が通っているのか、どのようなママ・パパが多いのか。これは意外と重視されるポイントです。子どもが楽しく通えるかは友達との相性にも左右されますし、保護者同士の関係性も園生活の満足度に影響します。
見学だけでは、在園児の保護者や同じ学年で入園予定の保護者の雰囲気を知ることは難しく、「入園前に同じ学年の保護者と話せる機会があれば」という声も聞かれます。
第4位:通園のしやすさ・安全性
自宅からの距離、送迎バスの有無、通園路の安全性など、日々の通園に関わる条件は依然として重視されています。
また、園内外の安全対策や災害時の対応も重要なチェックポイントです。実際に園に足を運ぶことで、駐車場の使いやすさや安全への配慮を体感できます。
特に、働く保護者にとって送迎のしやすさは現実的な選択基準です。
第5位:費用・預かり保育などの利便性
共働き世帯の増加に伴い、預かり保育の充実度や利用のしやすさが重要な選定基準になっています。費用についても、単純な安さではなく、「この内容なら妥当」と納得できるかが判断材料です。
また近年、バレエ、体操教室、書き方教室、サッカー教室など、園内で受けられる課外教室の充実さも重視されるようになっています。「わざわざ習い事に通わせる手間が省ける」「園の環境で安心して習い事ができる」という点が、保護者にとって大きな魅力となっています。
早朝保育や延長保育、長期休暇中の預かりなど、柔軟性があるかどうかも園選びに影響します。保護者は費用の「額」だけでなく、「教育・保育の質」や「提供されるサービスの充実度」とのバランスを見て判断しています。
幼稚園選びで「体験」が重要な理由
ここまで見てきたように、保護者が重視する5つのポイントには共通点があります。それは、「説明や情報だけでは判断しにくい」という点です。
パンフレットやWebサイトでの情報収集も大切ですが、「実際に体験する機会」が、保護者の最終的な判断を左右するのです。
【保護者が求める「体験」をどう提供しますか?】 保護者が重視するポイントは、説明会ではなく「園の日常」や「体験」を通じてしか伝わらない面があります。この課題解決の鍵となるのが、未就園児向け親子教室です。 「園児募集を強化したいけれど、どこから始めたらいいかわからない…」そんな園長先生・ご担当者さまに向けて、育児のミカタでは園に合わせた親子教室の導入プランをご提案しています。未就園児の親子を対象にした体験型のプログラムを通じて、地域の保護者との接点を自然に生み出し、入園につながる流れを設計することが可能です。まずはお気軽にご相談ください。
見学会・説明会の限界
従来の見学会や説明会は、「園から保護者への情報提供」が中心でした。しかし、この方法には限界があります。
- 土日や子供たちが退園後の開催が多く、平日の普段の様子が見られない
- 短時間の見学では、園の雰囲気を十分に感じ取れない
- 一方的な説明になりがちで、保護者の疑問や不安を解消しきれない
- 在園児や在園保護者と接する機会がほとんどない
保護者は「もっと園のことを知りたい」と思っているのに、十分に知る機会がない。このギャップが、園選びを難しくしています。
「複数回の接点」が信頼を生む

一度の見学では分からないことも、何度か園に足を運ぶうちに見えてくることがあります。
- 季節や時期によって異なる園の様子
- 先生と子どもたちの自然な関わり方
- 保護者同士のコミュニケーションの雰囲気
- 園の「日常」の姿
複数回の接点を持つことで、保護者は「この園なら安心」という感覚を少しずつ育んでいきます。
未就園児向け親子教室が保護者に安心感を与える
体験の中でも、未就園児向け親子教室を実施している園は、保護者に以下のような印象を与えます。
「未就園児や保護者に寄り添ってくれる園」という安心感
入園前の小さな子どもとその保護者にも配慮し、「初めての園選びで不安」という気持ちを理解してくれる園。まだ入園を決めていない段階でも受け入れてくれる姿勢に、園の懐の深さを感じる保護者も少なくありません。
「まだ入園を決めていないけれど、通える場所がある」というだけで、保護者は大きな安心感を得られます。子育ての相談ができる場所、親子で過ごせる場所があることは、孤立しがちな子育て期の保護者にとって心強い存在です。
「地域に開かれた、質の高い園」という印象
0〜2歳児向けのプログラムを提供できるだけの体制や専門性があることは、「教育・保育に力を入れている」証明にもなります。ベビーマッサージやリトミックなど、専門的な内容を提供している園は、「教育・保育の質が高そう」という印象を与えます。
また、地域の子育て支援に積極的な園という印象を与え、「閉鎖的ではなく、風通しの良い園」というイメージにもつながります。
育児のミカタでご支援させていただいている幼稚園でも、入園面談時に保護者の方から「親子教室のカリキュラムや講師が良く、これがきっかけで継続して通っているうちに幼稚園に通うことを考えるようになった」という声を実際にいただいています。
親子教室の質の高さが、そのまま園全体の教育・保育の質への信頼につながった事例です。 このように、「親子教室をやっている園とやっていない園で迷ったとき、親子教室がある方を選んだ」という保護者の声は多く聞かれます。
「みんなで一緒に入園しよう」という機運が生まれる

未就園児向け親子教室のもう一つの大きなメリットが、保護者同士のつながりから生まれる「一体感」です。
同じ学年の保護者が何ヶ月も一緒に親子教室に通う中で、自然と「みんなで一緒にこの幼稚園に入ろう!」という機運が形成されることがあります。
一人で園選びをしていると不安になることもありますが、「あのママも入園を考えている」「この人たちと一緒なら安心」という気持ちが、入園への後押しになります。入園前から「仲間」がいる安心感は、特に第一子の保護者にとって大きな支えとなります。
この「みんなで一緒に」という感覚は、見学会や単発のイベントでは生まれにくく、継続的に通う親子教室ならではの効果です。
幼稚園・こども園の「未就園児向け親子教室」が園児募集に繋がる理由

園の雰囲気を知るための「体験」の場がいくつかあるなかで、入園に直結する高い効果が期待できるのが「未就園児向け親子教室」です。 なぜ親子教室が、他の体験機会と比べて選ばれる園づくりに有効なのか?その具体的なメリットを6つの視点からご紹介します。
理由1:平日の園の様子を自然に観察できる

未就園児向け親子教室は平日に開催されることが多く、在園児の様子や先生たちの日常的な姿を見ることができます。廊下ですれ違う子どもたちの挨拶や、先生同士のやり取りから、園の本当の雰囲気が伝わります。
親子教室の内容によっては、在園児や先生たちと交流するプログラムを組み、よりリアルな環境を感じていただくこともできるでしょう。
理由2:園の教育方針を体感できる
制作活動やリトミックなどのプログラムを通じて、園が「子どもの発達をどう捉えているか」「親子の関わりをどう大切にしているか」といった価値観が自然に伝わります。
育児のミカタでは、園の想いや方針を尊重しながら、各園と方向性をすり合わせて親子教室のカリキュラムを構築しています。講座を担当するのは、複数回の開催を通して保護者との信頼関係を築いてきたスタッフたち。だからこそ、園の先生とはまた違う第三者の立場から、保護者に「この園らしさ」を伝えることができます。
「客観的な視点 × 信頼できる人の言葉」で伝わるからこそ、保護者の心に響きやすいのです。
「親子教室をきっかけに、園の魅力をもっと自然に伝えませんか?」育児のミカタでは、園ごとの教育方針や雰囲気を大切にしながら、オリジナルの親子教室プログラムを企画・運営しています。「どんな内容にできるか」「どんな反応があるか」など、まずはお気軽にご相談ください。
理由3:同学年の保護者と知り合える
親子教室は学年ごとに開催されることが多く、入園予定の同じ学年の保護者と自然に顔を合わせる機会になります。月齢が近い子ども同士が遊ぶ様子を見たり、他のママと何気ない会話を交わしたりする中で、「この園に通う家庭の雰囲気」を感じ取ることができます。
入園前から顔見知りになれることで、「知らない場所に飛び込む不安」が軽減されます。「親子教室で仲良くなったママがいたから、入園後も安心だった」という声もよく聞かれます。
理由4:何度も通うことで信頼関係が生まれる
週1~月1回、数ヶ月から数年にわたって通う中で、園への親しみと信頼感が自然に育まれます。「この園なら安心」という感覚は、一度の見学では生まれづらいでしょう。関わりを重ねる中で、少しずつ育っていくものです。
季節ごとに異なるプログラムに参加したり、子どもの成長を先生や講師に見守ってもらったりする中で、「この園は私たちのことを分かってくれている」という実感が生まれます。
育児のミカタでも、以下のような体験談をいただいています。
東京都・2歳児のママさん
『子供の意志を尊重してくださり、講師の方々がいつも笑顔で話しかけてくれて、とても嬉しかったです。子供も回数を重ねるごとに打ち解けて、生き生きと活動していた姿を見れて良かったです。』
親子教室は、単に園を知る機会だけでなく、保護者にとって「心理的安全基地」のような役割も果たすのです。
理由5:子どもの反応を見て判断できる

実際に子どもが園で楽しそうにしているか、先生や他の子どもとどう関わっているかを見ることで、「うちの子に合うかどうか」を判断できます。
保護者がどんなに気に入った園でも、子ども自身が嫌がっては意味がありません。親子教室で子どもが笑顔で過ごしている姿を見ることや、「幼稚園(親子教室)に行きたい」とお子さんが楽しみにしている姿を見ることで、「この園なら大丈夫」という確信が持てます。
理由6:子育てのヒントやサポートが得られる
楽しいプログラムを提供するだけでなく、子育てに役立つ情報やアドバイスも提供することで、保護者の方々に安心感を提供できることもポイントです。
育児のミカタでは、「イヤイヤ期の付き合い方」「子どもの発達段階に応じた関わり方」「安全教育」などを講座の中で実践的にお伝えしています。専門的な知識を学べる機会は、保護者にとって大きな価値があります。
保護者に選ばれる園になるための4つのポイント
保護者が幼稚園・こども園を選ぶ際のポイントを理解したら、次は「どう実践するか」です。保護者に選ばれる園になるために、以下の4つのポイントを意識しましょう。
保護者が「比較検討」していることを前提にする
保護者は一つの園だけで決めず、複数の園を実際に見学・体験していることが多いです。つまり、必ず他園と比較されているという前提で、園の強みを明確に伝える必要があります。
「最初に見学した園が良さそうだったけど、他の園も見てみたら、もっと合う園が見つかった」というケースは少なくありません。保護者は常に比較しながら判断しています。
園ができること:
- 他園との差別化ポイントを明確にする
- 「この園ならでは」の特色を分かりやすく伝える
- 見学時に、保護者が比較しやすい情報を提供する
「情報提供」だけでなく「体験機会」を増やす
パンフレットやWebサイトでの情報発信も大切ですが、保護者が最も重視するのは実際に体験して感じた印象です。
見学会だけでなく、園庭開放、季節のイベント、未就園児向け親子教室など、様々な形で園と接点を持てる機会を増やすことが重要です。
園ができること:
- 見学会以外の接点づくり(園庭開放、親子教室、イベント等)
- 平日の保育時間に見学できる機会の提供
- 複数回訪れたくなる仕組みづくり
子どもの反応を見てもらう機会を作る
保護者の判断だけでなく、子ども自身が園でどんな様子で過ごしているかも重要な判断材料です。
「親は気に入ったけど、子どもが嫌がった」という理由で入園を見送るケースもあれば、「最初は不安そうだったけど、何度か通ううちに楽しそうになった」という理由で入園を決めるケースもあります。
園ができること:
- 子どもが実際に園で過ごせる機会を提供(親子教室、体験保育等)
- 在園児との交流プログラム
- 複数回の訪問を促し、子どもが慣れる時間を作る
保護者の質問や不安に丁寧に対応する
見学会や親子教室などで、保護者から質問があれば丁寧に答えることが大切です。その対応の仕方そのものが、園の姿勢を伝えることになります。
保護者の不安に寄り添い、丁寧に答えてくれる園は、「入園後も安心して相談できそう」という印象を与えます。
園ができること:
- 保護者の質問を歓迎する雰囲気づくり
- 「よくある質問」をまとめて事前に情報提供
- 個別相談の機会を設ける
- 質問への回答を通じて、園の方針や姿勢を伝える
まとめ:保護者に選ばれる幼稚園・こども園になるために

保護者が幼稚園・こども園を選ぶ際に重視するのは、「先生や園の雰囲気」「教育方針」「保護者コミュニティ」「通いやすさ」「利便性」の5つ。これらはいずれも、パンフレットや説明会だけでは判断しにくい要素です。
だからこそ、実際に園を体験してもらう機会を積極的に設けることが大切です。
見学会だけでなく、園庭開放やイベント、そして未就園児向けの親子教室など、保護者が自然に園に足を運び、関わりを持てる場を増やすことで、「この園なら安心して通わせたい」という確信につながります。
少子化が進む今、保護者はこれまで以上に慎重に園を選びます。
園の魅力や方針を“体験”を通じて伝えられる場づくりこそ、これからの園児募集で欠かせない取り組みです。
【選ばれる園になるための次の一歩】 現代の保護者へのアプローチは、「情報提供型」から「体験・共感型」への転換が急務です。園の教育・保育の質を実感してもらい、入園前から「仲間」意識を醸成できる親子教室を、今すぐ始めてみませんか?導入から運営まで、育児のミカタが園に合わせたオーダーメイドのプランをご提案します。
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